マイホームに後悔していた半年前|解決方法と小さな家を楽しむ現在

ブログをご覧下さりありがとうございます。

今でこそ私は小さなマイホームで日々ひっそりと暮らしを楽しみ、Xでも沢山の方にいいねやフォローをいただくようになりました。

でも今回ご紹介するように、実はマイホーム入居当時は後悔だらけで自分自身も家も嫌になったりと、今考えると本当に目も当てられない状態だったんです。

わが家は小さいながらも注文住宅で、間取りから自由に決めました。そんなマイホームに満足出来ないなんて救いようがないなって自分で自分がすごく嫌になったり。

もっとああすれば良かった。後悔しかない。でもローンを組んで買ったマイホームをこんな風に思っちゃダメだ。

こんな気持ちのせめぎ合い。

でもそんな出来事を乗り越えた今になって思うのは、小さなマイホームへの後悔は私にとって買い物のやり方や理想の暮らし方を真剣に考える、人生の転機といって良いくらい大きなきっかけとなる大切な出来事でした。

きっと同じ家の同じ場所でも、デメリットになることもあればメリットになることもある。

だから今マイホームが後悔だらけですごくつらい状況でも、きっと大丈夫。

自分の理想をしっかり見つめて頑張って行動すれば、「あの時物を見直したり片付けを頑張って良かった。この家にして本当に良かった。」そう思える日が必ず来ると思うんです。

今回はマイホームを後悔している過去の私のような方に向けて、下記の内容をまとめました。

本記事でまとめている事
  • マイホームを後悔した原因
  • 後悔を断ち切った方法
  • 見失っていたマイホームのメリット

この記事が少しでも、昔の私のようにマイホームを後悔してしまっている方の希望になれば本当に嬉しいです。

目次

まさかのつらい日々|マイホームを後悔した原因5つ

私がマイホームを後悔した原因は主に以下の5つでした。

  • 収納が少ない
  • 採用できなかった間取りにいつまでも未練
  • 持ってきた家具が使いづらい
  • 思い描く暮らしがなかなかできない
  • こだわった部分が自己否定につながる

共感してもらえる部分があるかもしれません。1つずつ振り返りますね。

①収納が少ない

間取りを決める段階から分かっていた事なのですが、わが家は1階16坪・2階12坪、計28坪の小さな家。

そのため収納が少なく、1階と2階それぞれにある納戸が日用品やストック類収納のメインです。

1階納戸は幅70cm×高さ2m30cmほど。棚板は奥行き30cmのものが入っています。
2階は幅1m×高さ2m30cmほど。エアコン配管が通っているので棚板は入りません。

必要最低限の物しかストックしないつもりでしたし、荷物を入れてない状態で見ると「これだけあればひとまず夫婦2人なら十分」と最初は思っていました。

でも実際に引っ越して荷物をほどいてみると予想以上に物が多く、完全に収納が足りない事態に陥ってしまったんですよね。

今でこそ「当時何をそんなにたくさん持っていたんだろう?」と不思議に思います。

でも入居当初は本当に物を置く場所がなく、あっちの物をこっちにこっちの物をあっちにというのが日常でした。

2LDKのアパートから一軒家に引っ越すのだから当然全ての物がスッキリ収納できると思っていたのに、全く片付かない荷物たち。

「一軒家なのにどうして…無理してでももう少し収納を作れば良かったのかな」と、引越して数日で早くも若干の後悔が始まったのです。

②採用できなかった間取りにいつまでも未練

自分たちで間取りから決められるマイホーム。せっかくなので私には採用したい間取りが2つありました。

  • 1階にファミリークローゼット
  • 大人2人がゆったりゴロ寝できる畳スペース

そんなに大きくなくていい。贅沢な家じゃなくていい。ただこの2箇所が叶えられたら、きっともっと暮らしが良くなる。そんな理想があったんですよね。

しかし先ほども紹介したように、わが家の1階は16坪しかありません。

上記の希望以外に「洗面所と脱衣所は別」という夫婦の最優先希望があったため、ファミクロと畳スペースは早々に採用できなくなりました。

今となっては夫婦最優先の希望を採用したことで本当に素敵な洗面所が出来たと思っています。

夫の設計をもとに作ってもらった造作の洗面所。今では本当に大好きな場所です。

しかしそれでも

わざわざ2階に上がらなくても上着を片付けられたら。

ごろっと手足を伸ばして寝転べるスペースがあったら

と、なかなか片付かない荷物を前に採用できなかった間取りへの未練を引きずるようになっていました。

③持ってきた家具が使いづらい

住宅ローンの額をできるだけ抑えたかったため家具家電はローンに組み込まず、買い替えも極力しないつもりでいました。

アパートで使っていた家具もまだ新しく、問題なく使える状態だったんですよね。

しかしいざ家具をマイホームに搬入して数日過ごしてみると何だか違和感。

お恥ずかしながら下の写真がアパートから持ってきた畳ベッドやソファーを置いていた入居当初です。

スタッキングシェルフと畳ベッドの間に人が入れる空間はあるものの、狭くて中の物は取り出しづらかったです。
2.5人掛けのソファーは小さな家のリビングには大きすぎました。

せっかくのマイホームだから家具家電も全部買い直せば良かったというわけではありません。

でも畳ベッドや古いソファなどは使い心地が良くなく、実はアパートでもあまり使っていないアイテムだったんです。

それなのに「一軒家で今よりは大きくなるからとりあえず持っていこう」と、置いた時の暮らしをイメージする事もなくわざわざ引越し代を払って何となく持ってきてしまった。

収納に対して物が多すぎる上に持って来た家具が使いにくく、何ならジャマになっているという状態。知らず知らずのうちに生活しづらい空間を自分で作り上げてしまっていたのです。

私の中で「せっかくのマイホームなのに暮らしにくい」という負の感情がどんどん募っていきました。

④思い描く暮らしがなかなかできない

  • 一軒家なのに物が収納できない
  • 理想の間取りも採用できなかった
  • 持ってきた家具類も使いづらい

マイホームに入居して1ヶ月ほどこんな状態だったので、当然引っ越し前に思い描いていた理想の暮らしなんてできるはずがありません。

朝はささっと家全体を簡単に掃除して、植物も置きたい。オーブンつきのグリルで新しいレシピにも挑戦しよう。アパートでは出来なかったインテリアも、少しずつでいいから飾ってみたいな。

こんな風にマイホームでの理想の暮らしを思い描いていたのですが、入居から1ヶ月たっても引っ越し荷物がほとんど片付かないのです。

仕事から帰宅後も休みの日も頭の中には常にどこかの片付けの事があって、頑張って片付けてもスッキリしない。入居前までは何もなくて本当に広々感じたマイホームなのに、どうして?

心底うんざりして、こんな事思っちゃいけないと考えながらも

マイホームを買って正解だったのかな?賃貸暮らしのままの方が良かったんじゃあ…。

と、どんどん後悔ばかりが膨らんでいきます。

⑤こだわった部分が自己否定につながる

ここまで読んでいただいて「もう少し1階を大きくすれば良かったんじゃないの?」と思われる方もいるかもしれません。

そもそもなぜわが家が1階16坪と小さめの作りになったかというと、造作洗面とスケルトン階段をどうしても採用したいというこだわりがあったからなのです。

造作洗面の費用は約60万円、スケルトン階段は約150万円で合計約210万円。予算内に抑えるためどこを削るか考えた時、坪数を小さくしようと夫婦で決めました。

でもご紹介してきたように、入居当初の私は小さなマイホームの嫌なところばかりが目についてしまっている状態です。

造作洗面やスケルトン階段をやめていたらもっと収納が作れたのかな?いつでもゆったり寝転べる間取りにできていたのかな?

と、自分たちのこだわりすら後悔する気持ちになっていたのも今考えると無理もありません。

「洗面所が素敵。階段もすごく良い雰囲気。」と言ってもらえても自分はそれを活かしきれてない。

こんな私には造作洗面もスケルトン階段も不相応なのかもと自分を否定して、どんどん後ろ向きな気持ちになってしまっていました。

賃貸に暮らしていた頃は収納や家事が思い通りに出来なくても「賃貸だからしょうがない」と、実は自分以外の責任にできていたんです。

でも間取りから自分たちで決めたマイホーム。後悔してしまう部分も全て自分たちの責任でしかありません。

大きなお金と時間をかけて作ったマイホームに満足できないなんて、もう今後何も上手くいかないんじゃないか。マイホームに後悔してしまうことって自分たちがやってきた事や自分自身を否定する事の連続で、本当にすごく辛い日々でした。

マイホームへの後悔を断ち切った方法3つ

入居して1ヶ月。マイホームへの後悔が募っていく日々が本当に嫌になり、何とかして現状を変えるべく行動しました。

私がマイホームへの後悔を断ち切れた方法は下の3つです。

  • 小さな家を特集している雑誌を買った
  • とにかく断捨離。「とりあえず」なら必要ない
  • 時間をかけて真剣に家具を選ぶ

今現在マイホームを後悔しつつある方に、1つでも参考になれば嬉しいです。

小さな家を特集している雑誌を買った

マイホームへの後悔を断ち切るのに最もやって良かったと思うのは、小さな家を特集している雑誌を見ることでした。

「そんなこと?」と思うかもしれません。でも未練がましくSNSで大きな家や平屋の家ばかり見続けていたことも、小さなマイホームへの後悔から抜け出せなかった原因だったと今は思います。

当時の私が読んで本当に救われたのは『& Premium』というライフスタイル雑誌で、最初に読んだのがこちらの号です。

&Premium.jpより

美容院でこの雑誌を目にして「小さなわが家でもこんな空間にできるかもしれない。きっとできるハズ。」と感じ、すぐに本屋で買って帰りました。

この号以外にも&Premiumは小さな部屋やキッチンだけを特集した号外も発売されていて、今では3冊をバイブル的に何度も読んでいます。

気になったページには付箋をつけて、家具や暮らしの道具を買う時の参考に。

大きな家じゃなくても大丈夫。むしろ「小さな家だからこそ楽しめる暮らし方がある」と教えてもらい、小さなわが家でも大丈夫かもしれないと何だか勇気が湧いてきたんです。

とにかく断捨離。「とりあえず」なら必要ない

そして先ほど紹介した&Premiumを見ていると、小さな家を楽しんでいる方は無駄な物を家に置いていないという共通点があるとわかったのです。

といってもミニマリストのようにほぼ何も置いてない家というわけではなく、物自体は多くても全ての物を大切にしていることが写真からひしひし伝わってくる感覚。

私が住みたいのはこういう家なんだという事がハッキリとわかり、そこからは1ヶ月半ほどひたすら断捨離に励みました。

引越しを機にいらない物は捨てたつもりでしたが、いざ向き合ってみると「一軒家になるからとりあえず」という想いで持ってきた物ばかり。

おそらく引越し荷物の半分以上の物をこの時捨てています。

もちろん「捨てて大丈夫かな」「もったいないよなぁ」と思う場面は何度もあったし、こんなに物を捨てて私はダメな人間なのかもと挫けそうになる事もありました。

でも絶対に&Premiumで見たような素敵な小さな家にするんだと心に決め断捨離した結果、すごく気持ちが軽くなりあんなに困っていた収納や本当は取り入れたかった間取りへの後悔も驚くくらい薄くなっていたんです。

入居前のように「ここでこんな事をしたい」とワクワクする気持ちも徐々に蘇ってきていました。

家具は時間をかけて真剣に選ぶ

断捨離を進めていく中で、とりあえずで持ってきた使いにくい家具がリビングの大半を占めているという事実も、マイホームを後悔してしまう原因として大きいという事がやっと分かってきました。

ただ先ほども言ったように「マイホームだから。新築だから」という理由で家具家電を新調しないといけないという事ではありません。

でも「とりあえず置いてる」「部屋が変わって使い心地が悪い」という思いなら、その家具はない方がマシだと今なら断言できます。

収納の数や間取りや家の広さは変わらない。でも家の中に置く物なら自分の意思で変えられるし好きな物を選べるんです。

その事に気づいた私は、以下のポイントを意識しながら今までにないくらい真剣に家具について考えました。

  • 収納家具のサイズはきっちり測り何を入れるかまで考える
  • ソファーやテーブルは段ボールを使って実際の大きさをイメージ
  • 良いと思っても2週間は「本当にこれでいいのか?」を自問自答

これらを意識して家具を探すと、心から気に入る家具ってなかなか見つからないんですよね。結局わが家のリビングに家具が揃ったのは入居から4ヶ月程たった頃でした。

でも同時に、本当に納得して買った家具を置いていく毎にマイホームへの後悔は驚くくらい消えていきました。

「わが家は小さいけどすごく暮らしやすい」と入居時とは真逆の感情と小さな家への愛着が生まれてきたんです。

入居から半年以上|小さなマイホームでも後悔ゼロ。メリット7つ

2024年10月にマイホームへ入居し半年以上がたった今。

かつて感じていた後悔は全くなく、28坪の小さなマイホームで日々楽しく暮らしています

暮らしが楽しくなると、マイホームに後悔していた入居直後は見えていなかった小さな家のメリットが沢山見えてくるんですよね。

今現在私が実感している小さなマイホームのメリットを7つ、順番に紹介します。

小さなマイホームでのメリット7つ
  1. ローン返済がラク
  2. 光熱費が下がった
  3. 外食や無駄な出費が減る
  4. 家や土地が自分のものになる
  5. 灯油ストーブが置ける
  6. 導線が良く家事がしやすい
  7. 理想の暮らしに少しずつ近づける

①ローン返済がラク

小さなマイホームにして本当に良かったと感じる1番のメリットは、何といってもローンの返済がラクなこと。

わが家は坪数を抑えこだわりたい部分以外は減額に徹することで、賃貸に暮らしていた時とほぼ変わらないくらいのローン返済額におさえることができました。

もし和室を作ったり収納スペースを多めにしたりと無理して坪数を増やしていたら、ローンの額も膨らみ家計が苦しくなっていたと思います。

またマイホームを持つと賃貸時代には支払わなくて良かった固定資産税を支払う必要がありますし、数十年後のメンテナンスのために貯金もしないといけません。

28坪と小さな家にして夫婦共働きで頑張れば、マイホームのために貯金をしながら年に1回は旅行も行ける余裕をもった家計になれました。

たまに贅沢をする時に「小さなマイホームにしておいて本当に良かった」と心から感じます。

②光熱費が下がった

これはとても嬉しい誤算だったのですが、わが家の場合は賃貸に暮らしていた時より若干ですが光熱費が下がりました。

10月に入居したので真夏がどうなるかまだ分かりませんが、冬場は下の図のように推移しています。

最も電気代の高い1月でも14,456円でした

賃貸の時との大きな違いは以下の2点と考えています。

  • オール電化でガスを使わない
  • 電力会社を変えて生活スタイルに合ったプランに変更

賃貸のときはプロパンガスを契約しないといけない物件だったので、冬場のガス代は痛い出費でした。また電力会社も賃貸契約で決められていて、基本料金が高めの会社だったんですよね。

マイホームではオール電化なのでそもそもガスの契約をしなくて良いですし、電力会社も「オクトパスエナジー」という会社に変更しています。

そのおかげで、下のような冬場の電気使用状況でも電気代が1万5,000円を切ったのは本当に驚きです。

冬場の電気使用状況
  • 真冬でエアコン必須
  • 毎日浴槽にお湯をはってお風呂に浸かる
  • 食器洗いも必ずお湯
  • お正月休みで普段よりエアコン使用も多い

真夏の電気代がどうなるか、結果が出たらまたご報告させてください。

③外食や無駄な出費が減る

断捨離が終わりマイホームへの後悔がどんどん薄くなっていった頃から、小さな家で過ごすのがすごく心地良くなりました。

賃貸では狭くて使いにくいキッチンだったけど、今はどんな料理も広々と作れる
小さい家なので家全体を簡単に掃除できてリフレッシュしやすい
小上がりや和室は作れなかったけど、置き畳でいつでも寝転べるスペース
ブラインドに写る植栽の影が家事終了後の癒し

とにかくマイホームの居心地が良くて、外食したいとかどこかに出掛けて買い物したいという気持ち自体があまり起こらなくなってきたんですよね。

そのため外食にかけるお金も減ったし、ここ半年お出かけ先でつい衝動買いしてしまったという出来事は全くありません。

無駄な出費が無くなると「今月も意外にお金が余った」という事が多くて、今はずっと欲しかった調理器具やインテリアを吟味することが趣味になっています。

自分の家が好きで暮らしを楽しめるようになると、物の買い方やお金の使い方が上手になれるんだなと初めて知りました。

④家や土地が自分のものになる

賃貸で安い物件を探して住居費を抑えることは出来ても、支払った家賃は何年たっても自分に還元されません。

でもマイホームならローン返済が終われば家も土地も自分たちのものになります。

夫婦ともに定年退職して収入が減っても、住む場所だけは確保できている状態です。

また現在妊活中のわが家ですが、この先子どもが産まれて走り回る年齢になっても、自分の家なのでアパートのように階下への物音を心配しなくて良いのもストレスがありません。

もちろん「賃貸より持ち家の方が絶対いい」なんて言いたいわけではないですよ。

でもせっかくローンを組んで購入したマイホーム。土地や家が自分のものになって老後も住む場所を心配せず暮らせる安心感を思い切り味わう方が、楽しく暮らせるなと思うのです。

⑤灯油ストーブが置ける

これはわが家だけかもしれませんが、賃貸に暮らしていた頃は灯油ストーブを置きたいけどずっと諦めていました。

灯油ストーブは火事の原因になりやすく、規約で使用禁止とされている物件ばかりだったんですよね。

エアコンだけでも家全体は温まるのですが、やっぱりストーブで手や足をじんわり温めるのって本当に気持ちいい。

それに灯油ストーブは上にヤカンやお鍋を置くことができるので、暖をとるエネルギーを料理や他のことにも使えるところが個人的にすごく気に入っています。

ストーブと合わせて野田琺瑯のケトルを購入。冬の癒し。

入居1年目はお湯を沸かしたり煮物や汁物を温め直したりするだけでしたが、来年はストーブの熱を使ってドライフルーツや焼き芋、お餅を焼いたりしたいなと密かに楽しみにしているんです。

⑥導線が良く家事がしやすい

家事導線をしっかり考えて間取りを組めるのもマイホームの本当に大きなメリットだと、暮らしてみて改めて実感しています。

下の図はわが家の1階の簡単な間取りです。

LDKから脱衣所へ廊下を挟んではいるものの、キッチン側にもドアがついているのでリビンからすぐ洗濯物を干しに行けます。

またリビング階段にした事で1階はほぼ仕切りがなく、掃除機をかけるのがすごくラク。

昔住んでいた2LDKのアパートの方が、部屋が分かれていたので掃除に時間がかかって疲れていたように思います。

キッチンも賃貸の頃より大きくなって掃除が大変になるかと心配していましたが、大きなシンクは洗い物を1回で終わらせる事ができるので実は夕食の片付けも以前より早く終わるという嬉しい誤算。

おかげで入居して半年たちますが、毎日夕食後に排水溝の掃除までできてキレイを保てています。

食洗機やルンバのような時短家電はなくとも家が小さい事で家事がラクになり、無理して広い家にしなくて良かったと本当に助けられています。

⑦理想の暮らしに少しずつ近づける

月々の支払いも無理なくできて無駄な外食やお出かけも減ってさらに光熱費も下がる。毎日の家事も賃貸の時よりやりやすい。

こうやってマイホームが本当に居心地の良い空間に変わると、少しずつですが確実に理想の暮らしに近づけるようになります。

休みの日には作り置きをしたり、早く家事を終わらせたら季節のインテリアを考えたり植物の手入れをしたり。

正直賃貸に暮らしていた頃には感じたことのない豊かな気持ちというのを日々感じているんですよね。

心なしか自分への自信も得られていて、これも小さなマイホームに暮らす大きなメリットだなと心から思っています。

まとめ|マイホームが後悔だらけでつらい時期はきっと誰にでもある

今でこそ私は小さなマイホームで日々ひっそりと暮らしを楽しんでいます。

でもご紹介した通り入居当時は後悔だらけの毎日で、マイホームのメリットも理想の暮らしも見失っていました。

正直、後悔やデメリットしか見えていない状態から抜け出すのは簡単なことではありません。

自分はダメな人間なんだと感じて、新築でピカピカのマイホームと片付かないグチャグチャの引越し荷物との間で涙を流したことも何度もあります。

でも暮らす場所が変われば生活スタイルも変わって、同じ場所がメリットになる事もあればデメリットになってしまう事だってある。

SNSで見る「褒められ間取り」じゃなくたっていい。「失敗した家づくり◯選」に当てはまってしまってもいい。

家族が心からくつろげ安心できる。それさえあればどんな間取りでもどんな広さでも、家づくりは成功だと思うんです。

きっとあなたも家族の笑顔を思いながら、休日返上で打ち合わせや見学に行って家づくりを頑張ってきましたよね。

だから失敗した間取りや失敗した家づくりなんて本当は無いと思うんです。

こんなに長い記事を最後まで読んで下さったのも、「どうにかして現状を変えたい」という気持ちからだと思います。だとしたらもう、最初の一歩は踏み出せてますよ。

きっと大丈夫。まだ気づいていないだけで、あなたの家は最高です。

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